1. 小数点のある数の加減乗除
2. まるめ（有限な桁で表すための限界）
3. 特別な値
4. 記憶している値と、表示する値
5. 桁落ち（有効数字の減少。取扱っているスケールでのゼロ）
6. スケールの異なる値の間の計算

Ｊａｖａには、整数と浮動小数点数と文字の３種類の数値があります。 さらに取り扱える数の範囲によっていくつかの基本データ型 （６．１参照） にわかれます。

種類	別の呼称	特徴	型の名称	ラッパークラス
整数	固定小数点数	表現できる範囲がせまい 誤差のない数値 小数点以下を表現できない	int long	Integer Long
浮動小数点数	実数	表現できる範囲がひろい 誤差を含む 小数点以下を表現できる	float double	Float Double
文字		文字を表す	char	Character

浮動小数点の計算での話題をひろってみましょう。 浮動小数点リテラルについては、 ６.４ リテラル を参照してください。