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プログラムの中に書く、具体的なデータ(定数)の表現をリテラルといいます。
リテラルは、以下の種類があります。
整数型の値をプログラムに書く場合には、次のようにします。
10進数、8進数、16進数の区別
int 型と long 型の区別
数字の区切り
浮動小数点リテラルは、
整数部 | 小数点 | 小数部 | 指数部 | 型接尾語 |
整数部と小数部は、0〜9の数字の列、
小数点はピリオド、
指数部は E または e を書き、その後ろに + または − 、
その後ろに数字の列を並べたもの。
+ は省略してもよい。
型接尾語は、float 型と double 型を区別するためで、 F または f をつけると float 型とみなされる。 なにも付けない場合と、D または d を付けた場合は double 型とみなされる。
整数リテラルと区別ができるかぎり、各部分を省略してもよい。
浮動小数点リテラルの例
10.2 .5 12. 0.321E-3F 0F 3e4
12_345.678_901 (SE7以降、数字の間をアンダースコアで区切れるようになった)
12_345._678 (誤り、アンダースコアは数字の間以外には書けない)
true および false
ひとつの文字をASCII(つまり半角)のアポストロフィ「'」で括ったものを文字リテラル
といい、その文字自身を表現するために用いる。
アポストロフィや、文字「\」、改行、復帰といった特別の文字を表現するには、
エスケープ・シーケンスを用いる。
エスケープ・シーケンス | UNICODE表記と意味 |
---|---|
\ b | \u0008: backspace BS |
\ t | \u0009: horizontal tab HT |
\ n | \u000a: linefeed LF |
\ f | \u000c: form feed FF |
\ r | \u000d: carriage return CR |
\ " | \u0022: double quote " |
\ ' | \u0027: single quote ' |
\ \ | \u005c: backslash \ |
OctalEscape | \u0000 to \u00ff: from octal value |
文字リテラルの例
最後の3つは、すべてアポストロフィ(single quote) を表しています。
String 型の定数を書き表すには、値となる文字列を引用符でくくります。
文字列リテラルの例:
nullと書きます。 null リテラルは null型です。
更新日:2015/02/13 | TOPUPPREVNEXT |