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5.2節 のプログラム Compute2.java に対し小数点のある数を与えると例外が発生しました。 小数点のある数を扱えるようにしましょう。
以下の3点を変更しましょう。
28〜29行目については、次の問題がありますが、別途検討しましょう。
浮動小数点には、 float と double がありますが、 Javaでは特別な理由がないかぎり double を使います。
コンパイルをして、実行してみましょう。
最初の実行例は、次のように表示されます。
2回目の実行例は、次のように表示されます。
3回目の実行例は、次のように表示されます。
2回目、3回目の表示では、小数点以下に長い数字が並んでいるものがあります。 2進法による表示ですから、 0.5、 0.25、 0.125、 0.0625、 0.03125 といった数および、これらの和で表すことのできる数値以外は誤差が発生します。 誤差については、次節以降に解説をします。 表示の長さにびっくりせず、 それぞれ 5.60、 5.120、 101.0 と読みましょう。
小数点以下の表示桁数を指定するには、 NumberFormat クラス が便利です。
【小数点以下の表示桁数を、4桁までにおさえる例】
Compute3.java からの変更点
【小数点以下の表示桁数を、2桁にする例】
Compute3f4.java からの変更点
更新日:2006/04/06 | TOPUPPREVNEXT |