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11.1 配列の宣言と生成

同じ型(たとえば int)のデータを連続したメモリに格納する仕組みを 配列といいます。配列に含まれる個々のデータを 配列の要素 、 配列に格納できる要素の最大個数を 配列の長さ といいます。

配列の要素は、配列の名前と 添字そえじ で識別されます。 添字とは配列の何番目に配置されているかを表す数値です。 定数でも、式でもかまいません。 ゼロから始めて、 0 番目、 1 番目、 2 番目 ... と数えます。

配列を宣言をし、さらに配列の生成を行って始めて、 その配列の要素に対して値を代入したり、 値を参照したりすることができるようになります。
配列そのものもオブジェクトです。

【書き方】


[配列の宣言]
型 [ ] 配列の名前

[配列の生成]
配列の名前 = new 型 [ 長さ ]

[配列の参照]
配列の名前 [ 添字 ]

[配列の長さ]
配列の名前 . length
配列の宣言と配列の作成を同時に行うことができます。
型 [ ] 配列の名前 = new 型 [ 長さ ]

【例】

基本データ型 の配列

たとえば、配列の宣言、生成、代入を行うと下記のようなデータ構造が、 順次作成されます。
赤色の文を実行すると、黒い色のような構造がメモリ上に構築されます。 緑色は補足説明です。
さらに、配列の宣言、代入を行うと次のようになります。

上記の動作を確認するプログラム Array1.java


更新日:2005/06/24 TOPUPPREVNEXT