逆ポーランド記法 reverse polish notation

数式を表現する方法の1つで、演算子(オペレータ)を被演算子(オペランド)の後に置く方法。 後置記法(こうちきほう)とも呼ばれる。

通常の数式は中置記法で、たとえば

1 + 2 × 3
のように2つの被演算子の間に演算子を記述する。上記を逆ポーランド記法で記述すると
1 2 3 × +
となる。一般に2項演算子であれば、演算子の前に現れた2つの被演算子に対して演算をほどこす という規則だけで表現され、演算子の優先順位や、演算の順序を表すカッコが不要となる。

ポーランド記法

数式を表現する方法の1つで、演算子(オペレータ)を被演算子(オペランド)の前に置く方法。 前置記法(ぜんちきほう)とも呼ばれる。

たとえば

1 + 2 × 3
をポーランド記法で記述すると
+ 1 × 2 3
となる。一般に2項演算子であれば、演算子の次に現れる2つの被演算子に対して演算をほどこす という規則だけで表現され、演算子の優先順位や、演算の順序を表すカッコが不要となる。

中置記法と異なり被演算子が連続して現れるので、間に空白を置くなどの工夫が必要となる。
また、単項演算子やn項演算子が混在する場合は、カッコでくくるといった方法が用いられる。 たとえば

(+ 10 20 (× 30 40 50 (− 6)) 7 )
10+20+30×40×50×(−6)+7
が表現される。

更新日:2011-12-26 UPTOP