リストを表示して選択することができます。

リストモデルを定義すると様々なことが可能ですが、 ここでは、配列モデルのリストの簡単な例を紹介します。

Java Standard Edition 7 (SE7)では、JList<E[ ]> に拡張されました。

    java.lang.Object
          └ java.awt.Component
                └ java.awt.Container
                      └ javax.swing.JComponent
                             └ javax.swing.JList

コンストラクタ	機能
JList ( Object[] data )	data を縦にならべたリストを生成します。

メソッド	機能
void addListSelectionListener ( ListSelectionListener lis )	選択が変更された場合に通知されるリスナを登録します。 選択が変更されると、ListSelectionListener の valueChanged メソッドがコールバックされます。
int GetSelectedIndex ( )	選択されたインデックスを返します。 複数選択された場合は先頭のインデックス、 選択されていない場合は -1 が返されます。
int[ ] getSelectedIndices ( )	選択されたインデックスの昇順配列を返します。
Object getSelectedValue ( )	選択された最初のセルの値を返します。選択されていない場合は null が返されます。
Object[ ] getSelectedValues ( )	選択されたセルの値の配列を返します。
( )

配列にある文字列をリストとして表示し、選択できるようにします。 選択したのち、ボタンのクリックを契機にして選択されている項目を表示します。

getSelectedIndex、 getSelectedValue の例

プログラム ListDemo1.java （SE5 以前のプログラム）

実行例

SE7 では ListDemo1.java に対して、

が表示されるようになりました。 SE7 で推奨されるプログラム ListDemo1E.java を例示します。変更箇所は１８行目のみです。

Java 7 で JList の機能が拡張されました。 横方向にリストを１行で表示してみました。

プログラム ListDemo2.java （SE7 のプログラム）

実行例