データをある基準で並べ替えることを、整列 sort あるいはソートといいます。 旧い用語では、分類といわれていました。
データの中で、並べ替えの基準になる部分を、整列のキーといいます。 たとえば、学籍簿を学籍番号の順に並べ替えるときは、 「学籍番号をキーに学籍簿を整列する」といいます。 また、名前順に整列するときは名前が整列のキーになります。
整列のやり方について、古来多くの研究がされてきました。 データの数が少ない場合には、やり方の巧拙はあまり関係がありませんが、 データ件数が多くなるにつれて、違いが明白になります。大雑把にいって、 へたなやり方だと、データ件数の2乗に比例する手間がかかるのですが、 うまくやると、データ件数の N × log N に比例する手間に押さえられます。
整列のアルゴリズムは、以下の4種に大別できます。

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