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18.1 状態遷移図の書き方と読み方

状態遷移図は、状態が遷移していく様子を表現する図で、

から構成されます。

page-18-1-1.gif

四角にはその状態に付けられた名前がかかれます。状態の遷移を矢線で表し、 遷移をおこすきっかけとなるイベントと、遷移する際に発生するアクションを、矢線のそばに記述します。
UMLのステートチャート・ダイアグラムでは(18.4) 状態を表す四角を上下に区切り、 上半分に状態名を書きます。この書き方もよく使われています。

テーマで例にあげた次のような「機械」を表現してみましょう。
  • 最初に1を入力すると、1が表示される
  • その後1を入力すると、表示に1が追加される
  • +を押しても表示は変わらない
  • その後1を入力すると、1が表示される。
    (とりあえず、ここまで)
page-18-1-2.gif

この状態遷移図は、次のように読まれます。


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