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ファイルを読む手順は次の通りです。
10文字なので、バッファリング(上記のステップ2)を省略しましょう。
for 文で10回 read します。
プログラム First10Characters.java
行番号つき html ファイル
実行結果
入出力をするプログラムが見た目に複雑に見えるのは、
try 文の中に書くためです。
try 文を使って、
指定したファイルが無かった場合や
ファイルが読めなかった場合などの処理を明示しなければいけません。
try 文は7行目から21行目までです。
try の後ろのブロック(7〜17行目)が、
ファイルを読んだり処理したりする部分です。
17〜18行目と19〜21行目はcatch 句と呼ばれ、
それぞれ、ファイルが見つからなかった場合の処理、
入出力ができなかった場合の処理を記述します。
11行目で1文字読んで、12行目で表示しています。 読む文字は、int 型の変数に代入し、 負であればファイルの終わりなのでループをぬけ出します。
バッファリングをする「標準的な入力手順」です。 readLine を使って行単位によみ、1行ずつ表示します。
プログラム ReadLineDemo1.java
実行結果
このプログラムは 行単位に文字を読むプログラムの雛形 です。
赤字の部分はそのまま利用できます。
青い部分はストリームの名前です。このままでもかまいませんし、他の名前にしてもかまいません。
黒い部分は、処理に応じて書き換える部分です。
水色の部分はファイルの終わりを判定している部分で、
読んだ文字列が null かどうか判定が必要です。
簡単に言えば、11行目から24行目が雛形で、 自分のやりたいことを17行目の部分に書き込むだけ、ということになります。
11行目、20〜24行目
12〜13行目
14〜18行目
19行目
プログラム ReadLineDemo2.java
実行結果
行番号つきプログラム・リスト (雛形に手を加えた部分を太字で示しています)。
更新日:2006-03-07 | TOPUPPREVNEXT |