クラスはパッケージとしてまとめられて管理・提供されます。
提供されたクラスを Javaプログラムの中で使用するためには、
パッケージ名 .クラス名
という形で、どのパッケージのクラスを使用するのかを明示します。
このような形で参照することにより、異なるパッケージに同一のクラス名が
あっても区別できることになります。
たとえば、
swing の
JLabel
のインスタンスの生成は、
javax.swing.JLabel
label =
new javax.swing.JLabel() ;
のように記述します。
まれにしか現れないクラスはパッケージ名は明示した方が読みやすいのですが、
頻繁に参照するクラスについて、パッケージ名を明示すると
煩雑で読みにくいプログラムになってしまいます。
このため、プログラムの先頭に
import javax.swing.JLabel ;
と書いておくと、そのプログラムでは JLabel
と記述するだけでクラスの参照ができるようになります。上記の例は、
JLabel
label =
new JLabel() ;
となります。また、クラスをひとつづつ指定するかわりに、
「
*」 を使用して、
swing パッケージの全クラスをを参照することもできます。
import javax.swing.* ;