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12.14 ブロックと文

中カッコでくくられた範囲をプロック block といいます。 ブロックは、文をくくって ひとまとまりにします。 プロックは1つの文とみなされます。

プロックの中には、次のものを書くことができます。

ブロックの中だけでしか使用しない、変数やクラスを宣言して使用することができます。

【文】

この12章の各節を参照してください。

【ローカル変数の宣言】

書き方はフィールド宣言(10.1節フィールド宣言) と同じですが、スコープを指定する publicprotectedprivate、および static を指定することはできません。

local variable declaration
上記の緑の部分は、必要に応じて指定します。
初期値を与えた後、変数名に代入をしないことを明に宣言する場合 final を指定します。この場合、変数名には大文字とアンダースコアを使用するのが習慣です。

ローカル変数の場合、初期値を指定しないと、値が設定されていない状態のままになります。 クラス変数やインスタンス変数には、コンパイラがデフォルトの値を設定してくれますが、 ローカル変数には、デフォルトの初期値はありません。

【ローカル・クラス宣言】

ローカル・クラスは、内部クラスとも呼ばれ、宣言したブロックの内部でのみ、参照可能です。
書き方は通常のクラス宣言(10.1節参照)と同じですが、 publicprotectedprivate、および static を指定することはできません。

更新日:2004/04/30 TOPUPPREVNEXT