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第10章 クラスとインスタンス

【目次】
  1. クラス宣言とフィールド宣言
  2. ローカル変数
  3. クラスとインスタンス、クラス変数とインスタンス変数
【テーマ】
今までの説明のまとめです。クラス宣言、変数宣言 などについて説明します。

今まで、「プログラムで扱うデータに名前をつける」とか、 「変数に代入する」などと説明してきましたが、 変数についてもう少し厳密に定義してみます。

変数を宣言したり、初期化したり、 変数が消滅したりといった観点から分類すると7種類に分類されます。

ここでは、使い分けが重要なポイントとなる3種類の変数について説明しています。 まとめると以下のようになります。

 存在期間個数・世代宣言場所
クラス変数 プログラムの実行開始時から終了まで クラスに1つ クラス内メソッド外 static付き
インスタンス変数 インスタンスの生成後 インスタンスごとに1つ クラス内メソッド外 staticなし
ローカル変数 ブロックの実行中だけ ブロックの起動ごとに1つ ブロック内



【まとめ】
クラスのインスタンスの生成の様子や、クラス変数、インスタンス変数への代入の様子を見てみましょう。

プログラム例 Sample.java

実行結果


実行の状況のアニメーション
  (System.out.println を除いた部分の実行のアニメーション)


更新日:2006/04/07

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