カレント・ディレクトリ

現在ユーザーが作業しているディレクトリ(フォールダ)。 Windows2000 では、作業フォールダ といいます。
ファイルの名前だけが与えられた場合に、通常は、最初にカレントディレクトリの 中が探されます。
通常、MS−DOS画面でプロンプトに表示されます。(下図の黄色い下線の部分)

カレントディレクトリを変更するのが、 cd コマンドです。 たとえば上図で、カレントディレクトリの中にある sample というディレクトリに移動するのに、

cd sample
と入力しました。
また、上の階層へ移動する(外側のフォールダに出る、親フォールダに戻る)には、
cd ..
とします。

上図で、カレントディレクトリの内容を表示するために、

dir *. /w
と入力しています。「 *.」を指定すると、拡張子のないファイルやディレクトリ の名前が表示されます。また、Mで始まるファイルやディレクトリの名前を 表示したければ、「 M*.* 」とします。
すべてのファイルの名前を表示したい場合は、この部分を省略します。
dir /w

ファイルの名前だけを表示したい場合に、「 /w 」を指定します。 この場合、ディレクトリの名前は、大カッコでくくって表示されます。

名前以外に、作成日時や、サイズも表示させるにはこの部分を省略します。

dir *.
この場合、ディレクトリは <DIR> という文字で示されます。 いろいろ試してみたい方は、
dir /?
と打ってみてください。簡単な説明が表示されます。

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更新日:2012/04/02