Javaは1995年に米国Sun Microsystems社が発表したプログラミング言語です。
Javaの利用者の増加にともなって改良されてきました。Javaの呼び方も変わっています。
リリース時期 |
呼称とバージョン |
主な言語仕様の追加 |
主な新機能 |
1996/01 |
JDK 1.0 |
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1997/02 |
JDK 1.1 |
内部クラス |
AWTイベント |
1998/12 |
J2SE 1.2 |
strictfp |
Swing、 リフレクション |
2002/02 |
J2SE 1.4 |
assert |
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2004/09 |
J2SE 5.0 |
Generics、 拡張for |
コレクション |
2006/12 |
Java SE 6 |
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2009
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Oracle社が Sun Microsystems社 を吸収
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2011/07 |
Java SE 7 |
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2014/03 |
Java SE 8 |
Lambda Expression |
Stream API |
1998年12月以降、Javaの機能は大きく3つに分けて取り扱われるようになりました。
Java Platform, Standard Edition
- 当初 J2SE と略されましたが、現在では Java SE と呼ばれています。
Javaの中核となる部分です。
Windows、Linux、MacOSなど
広い範囲で使用されるという前提でつくられています。
この講座でもこのエディションを使います。
Java Platform, Enterprise Edition
- Java EE と略されます。サーバ上で動かすことを想定した機能を提供しています。
Java Platform, Micro Edition
- Java ME と略されます。
携帯電話、電化製品などに組み込まれて動作することを前提にしています。