コマンド・ライン

コマンド・ラインに与えたデータをコマンド・ラインのパラメータともいいます。 下図では、プログラム comp1 に パラメタ 1204 がわたされるといった言い方がされます。

さて、次のようなコマンド・ラインを考えてみましょう。

ここで、プログラム prog のメソッド main の先頭に次のように記述されていると、

public static void main(String[] args) {
...

メソッド main が走り出す前に、次のようなオフジェクトが作成されます。

「コマンド・ラインのパラメタを String クラスの配列として 取り扱える」 ということです。

簡単にいうと、

メソッド定義の args の部分は、 自分の好きな名前に替えることができます。 それ以外の部分は順序も決まっていて、 前後をいれかえられるのは、 public static の部分と、 ( String[] args )のかわりに ( String args[] )と書けるだけです。

たとえば、

といったことをすると、main を実行してもらえなくなってしまいます。

パラメタは String クラスの配列として受け取り、 パラメタが1つしかなくても、 args[0] という形で参照します。 また、int 型のデータに したければ、

Integer.parseInt(args[0])
という方法で、int 型のデータに変換して使います。

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更新日:2003-05-19