appendix> util> Map | TOPUPPREVNEXT |
キーはセットの要素です。 要素の重複は許されません。
値はコレクションの要素です。
1つのキーは、1つの値に対応づけられます。 対応関係(マッピング)はセットの要素になります。 この要素のクラスは、 Map.Entry<K,V> と表現されます。 ここで K はキーの要素のクラス名、 V は値の要素のクラス名です。
Map インターフェースを実装するクラスには、引数のないコンストラクタ(空のマップを生成)と、 1つの Map 型の引数をとり同じキーと値をもつ新しいマップを生成するコンストラクタ を提供するように求められています。
Map インターフェースの実装に際して、キーや値に制限をもうけることができます。 不適切なキーに対して、NullPointerException や ClassCastException をスローしたり、例外にせず null や false といった値を返すだけといった裁量範囲が認められる場合があります。 下記のメソッドの機能欄に [任意] と記されています。
Collection および Map 以下の9つのインターフェースは総称して Collections Framework と呼ばれます。
メソッド | 機能 |
---|---|
void clear ( ) | このマップから全てのマッピングを削除します。[任意] |
boolean containsKey ( Object key ) | キー key のマッピングが含まれている場合に true。 |
boolean containsValue ( Object value ) | 値 value に1つ以上のキーがマッピングしている場合に true。 |
Set<Map.Entry<K,V>> entrySet ( ) | このマップに含まれるマッピングのセット・ビューを返します。 |
boolean equals ( Object o ) | このマップと o が等しい場合に true。 |
V get ( Object key ) | キー key に対応づけられた値を返します。 |
int hashCode ( ) | コレクションのハッシュコード。 |
boolean isEmpty ( ) | このマップにマッピングがない場合 true。 |
Set<K> keySet ( ) | マップに格納されているキーのセット・ビューを返します。[任意] |
V put ( K key , V value) | キー key と 値 value のマッピングをこのマップに追加します。[任意] |
void putAll ( Map<? extends K, ? extends V> t) | マップ t に含まれるマッピングをこのマップに追加します。[任意] |
V remove ( Object key ) | このキー e のマッピングがあれば削除します。 [任意] |
int size ( ) | このマップに含まれるマッピング数。 |
Collection<V> values ( ) | このマップに格納されている値のコレクション・ビューを返します。 |