Ｓｗｉｎｇではコンポーネントの縁取りを行うために、 BorderFactory クラスが用意されています。
いろいろな Border を設定することができます。 ここでは、JLabel にいろいろな Border を設定した例を あげておきます。

コンストラクタを使わず、 createxxx という名前のメソッドでいろいろな Border のインスタンスが提供されます。

• createLineBorder(Color.red)
  縁取りを実線で書きます。色を指定します。
• createLineBorder(Color.black, 3)
  色と線の幅を指定できます。
  

• createEtchedBorder(EtchedBorder.RAISED)

  盛上った縁取りです。
  

• createEtchedBorder(EtchedBorder.LOWERED)

  掘り込んだ縁取りです。
  

• createBevelBorder(BevelBorder.RAISED)

  ラベルが盛上って見えます。
  SoftBevelBorder とすると 角が心持ち丸くなります。
  

• createBevelBorder(BevelBorder.LOWERED)

  ラベルが引っ込んで見えます。
  

• createTitledBorder("Title")

  タイトル付きです。
  

• createTitledBorder( new SoftBevelBorder(SoftBevelBorder.RAISED), "Title" )

  SoftBevelBorder と タイトルの組合せです。
  

• createTitledBorder( new EtchedBorder(EtchedBorder.RAISED), "Title", TitledBorder.TOP, TitledBorder.CENTER)

  タイトルは位置の指定ができます。
  

上記の表示をするソース・プログラムは、 Border2.java です。