プログラム ColorButton.java の解説
- 1〜3行目 import
- たとえば、3行目を書かないと、
7行目の JFrame を 2ヶ所とも
javax.swing.JFrame 、
14行目や20行目の JButton を
javax.swing.JButton 、
26行目の JPanel を
javax.swing.JPanel と書かなければいけません。
- 5〜35行目 クラス宣言
- 5行目の最後の中括弧は35行目でとじられています。
つまり、5〜35行目が、ColorButton という名前のクラスの宣言です。
- 6〜34行目 メソッド main
- プログラム ColorButton.java の実行は、7行目から開始されます。
クラス ColorButton には、
メソッド main しかありません。
- 7行目
- 「 色指定ボタン 」 というタイトルをもつ JFrame を生成し、
frame という名前をつけます。
- 8〜10行目
- フレーム frame のタイトルバーの右端にある「 × 」ボタンが
クリックされたら、プログラム ColorButton.java の実行を終了するように、
という処理を登録しておきます。
- 11行目
- フレーム frame のコンテントペインに pane という名前をつけます。
さらに、
- frame は、 Container クラス である
- pane が別のモノの名前に使われることはない ( final )
ということを宣言しています。
- 12行目
- pane のレイアウトを BorderLayout にします。
- 14行目
- 表面に 「 青 」 と表示されたボタンを生成し、 blue という名前をつけます。
- 15〜19行目
- blue というボタンが押されたら、17行目を実行するように指示しています。
「 ボタン blue に アクション・リスナ を登録する 」 といいます。
4.2節で解説します。
- 17行目
- pane の背景色を 青色に設定します。
この行は、ボタンが押されたときに実行されます。
- 20〜25行目 ボタンの生成と アクション・リスナの登録
- 上記の14行目、および15〜19行目と同様。
「 赤 」と書かれたボタンを生成し、red という名前をつけ、
ボタンが押されたら23行目を実行するように登録をしておきます。
- 23行目
- pane の背景色を 赤色にします。
この行は、ボタンが押されたときに実行されます。
- 26行目
- パネルを生成し、south という名前をつけます。
- 27行目
- south のレイアウトを FlowLayoutにします。
south 上に配置されたモノは、中央揃えで、
横方向に10ドット、縦方向に3ドットの間隔をあけるという指定をしています。
- 28行目
- blue を south にのせます。
- 29行目
- red という名前のボタンを south という名前のパネルにのせます。
- 30行目
- south という名前のパネルを pane の SOUTH(下辺)に貼り付けます。
- 32行目
- 今回フレームの CENTER は空ですから、 pack() してしまうと
ボタンのみしか表示されなくなってしまいます。 直接大きさを指定しましょう。
frame の大きさを 横150ドット、 縦200ドットにします。
- 33行目
- frame を表示します。
Mail to:fujimura-java@hc.cc.keio.ac.jp